充電ピンチを乗り越える

働き方改革に伴ってリモートワークの人だったり、ノマドワーカーの日だったり、外出時の仕事することが多くなりました

外出時に困るのはやまり電源です。スマホあタブレットの充電ピンチはモバイルバッテリーで回避できますが、ノートPCは消費電力が多く早く電力がなくなります。最近は充電OKのカフェや電車が増えてます。

情報通信端末としてスマホ、タブレット、ノートPCの充電ピンチの際の回避策についてまとめました。

スマホの充電ピンチ

モバイルバッテリで回避していることが多いと思います。ノートPCのUSB端子から充電も可能です。スマホのコネクタは次の物が主流です。

コネクタの種類 主な搭載製品 コネクタ ケーブル
USB Type-C Android USB Type-C コネクタ USB Type-C ケーブル
microUSB Android microUSBコネクタ microUSBケーブル
Lightning iPhone5以降、iPad第4世代以降 lightningのコネクタ端子 Lightningケーブル
Dock iPad第1~第3世代 dockコネクタ dockケーブル

主流でも最大4つです。コネクタ変換ケーブルを使ってモバイルバッテリーを使って充電ピンチを回避します。

スマホの電池容量は1000mAh~3500mAhくらいです。一般的に売られているモバイルバッテリーであれば十分対応できます。

タブレットの充電ピンチ

基本スマホと同じで、モバイルバッテリーを使って充電ピンチを回避します。でもタブレットで大きいだけに搭載しているバッテリーも大きくフル充電に時間がかかります。モバイルバッテリーが先に空になる場合もあります。

タブレットの電池容量は3000mAh~9000mAhくらいですので、モバイルバッテリーも大きめの物を選択してください。

ノートPCの充電ピンチ

ノートPCが一番厳しいです。理由は電源端子が共通化していないからです。ノートPCのバッテリー容量は10000mAh以上のため大容量のモバイルバッテリーが必要です。

さらにノートPCの電源コネクタは多種多様で、34種類以上はあります。最大100Wを供給可能なUSB Power Deliveryの規格が随時改訂され、USB Type-Cコネクタを搭載するノートPCが増えてきました。ただし100Wに対応させるためには、それに対応した電源ケーブルが必要です。必ずUSB Power Deliveryに対応したケーブルを使ってください。

現状、USB Type-Cに対応したノートPCはあまり多くありません。専用のACアダプタが必要な場合が多いです。このため、ノートPCの充電ピンチにモバイルバッテリーを使うことが難しいです。

どうするか? コンセントがある場所を探すしかありません。

充電できる施設を利用

図書館

図書館では、持ち込みパソコン用に電源コンセントを完備した閲覧席が設置されています。図書館であれば電源も席も無料で利用できます。

ただし飲食は禁止な図書館は多いです。無料だからといって何をしても良いわけではありません。ルールを守って皆が気持ちよく利用できるよう配慮しましょう。

実際に図書館利用すると電源があるだけでありがたいです。必要なら本も閲覧できて静かですので、集中できます。無料で利用できるのでコスパは最高です。

図書館

まんが喫茶・インターネットカフェ

電源が利用できるところは多いです。全室ではないようですので、事前に確認した方が良いと思います。料金がかかるので、図書館よりは費用対効果は低いと思いますが、飲み物などの設備は充実しています。

カフェ・喫茶店

一般的な喫茶店やカフェはお店によって、電源コンセントの整備は違っています。当然ですが注文しないと利用できません。あまり長居すると追加注文を求められる場合もあるので、利用する前にお店に確認するべきです。

新幹線

新幹線は車両によって違いますが、最近の車両であればグリーン車は全席、普通車は窓側席の車両側の下、各車両の最前列と最後列の壁にあります。移動中の充電が可能なので、使い勝手は良いです。

ただ、新幹線で移動するという状況が無いと使わない(使えない)ので、常に使えるかというと微妙です。 しかも速いので近場の場合はすぐに着いてしまうというジレンマもあります…。

なお、新幹線ではない在来線については、コンセントがある車両もありますが、掃除等で職員の利用を想定しているため、乗客の利用は断られる場合がありますので、ご注意を。

新幹線

飛行機

これも機体の種類によって電源コンセントの配備状況は違います。最近であれば電源コンセントが利用可能な飛行機は増えていますが、確実ではありません。

飛行機も新幹線と同じで、基本は移動手段としての目的が主なので電源コンセントはおまけです。利用できたらラッキーくらいの想定が妥当で、当てにしてはいけません。

高速充電可能な充電器

充電できるスポットは見つけられましたが、時間があまり無い場合、高速で充電出来る機器を探します。

最近窒化ガリウムの充電器が安くなってきました。

アマゾンで買って使ってみました。

高速充電可能な窒化ガリウム(GaN)充電器

コンパクトでも最大100WのPDに対応しています。中央の充電器の写真部分はエンボス加工されていて、お洒落です。

窒化ガリウム(GaN)高速充電器の箱背面

箱の裏面です。出力値が書いてあります。1ポートなら最大100W出せますが、2ポート同時利用の場合は各45Wまでです。箱から取り出してみます。

窒化ガリウム(GaN)高速充電器の前面

触った感じは滑らかで高級感があります。大きさに比べて少し重いと感じますが、コンパクトなので気にならないです。

窒化ガリウム(GaN)高速充電器の出力端子

出力端子側には、2つのPD対応のUSB Type-Cがあり、下には通電中に青く光るをライトがあります。

窒化ガリウム(GaN)高速充電器の入力コンセント側

入力側にはACコンセントを収納出来るようになっています。作りが丁寧に感じました。中国製ですが、価格が5000円近くしましたので、普通かと思います。

試しにPDに対応したパソコンに標準添付の充電器と比べて体感ですが30%位早いですね。パソコンの残りの充電時間の比較です。

充電時間を短縮できるので、地味ですがとてもお勧めできます。

充電できるサービスを利用

ChargeSpot

モバイルバッテリーのレンタルです。レンタカーの乗り捨て付きのように借りたところと別の所に返却できるサービスです。アプリで貸し出しできるところ、返却できるところはわかりますが、安価になった今なら自前のモバイルバッテリーを持つ人が多いと思います。

モバイルバッテリーは重いので、気軽にレンタルできるChargeSpotのサービスは選択しの一つとして面白いサービスだと思います。返却時お店の中に返しに行くだけで入店するのに少し勇気は要りますが。

まとめ

現時点では、費用対効果は図書館が最強です。静かで集中できますし、何といても本がたくさんありますので、調べものも捗ります。

次点でまんが喫茶、インターネットカフェです。個室があり集中できます。

電子化と断捨離 ~ゴミ屋敷になる前に~

日本の住宅事情で押し入れが少ないが、紙や物であふれていないでしょうか。このままではゴミ屋敷になると思い、断捨離してみました。

物があふれる理由

単純です。捨てるより手に入れる物が多いからです。経験ないでしょうか。

  1. あ、これいつか使うから捨てずに取っておこう
  2. 安いから買いだめしよう
  3. 片付け面倒だからとりあえず引き出しに入れておこう

で、入れる場所がなくなり、物があふれ始めます。その結果右のように物がたくさん置いてある状態になります。

物が散乱した状態

特に1番は日本人の「もったいない」と「物を大切に」という精神から捨てることに罪悪感を感じる人が多いです。でも、物が無かった昭和の時代なら理解できますが、現代では物が氾濫しているため簡単にゴミ屋敷のように物であふれかえることになります。

断捨離の手順

断捨離はまず3つに分類するところから始まります。

  1. 必要・不要・不明に分ける
  2. 不要なものを捨てる
  3. わからないものは一定期間離してみる

順番に説明します。

断捨離の断

最初に、分類する対象の物をすべて一か所に集めます。集めた物を分けて重ならないように分類するため、大きめの段ボール箱を3つ用意します。次に3枚紙を用意します。ペンでそれぞれ「必要」、「不要」、「不明」と大きく記載して段ボール箱に貼ります。

次に 物を3つの箱に分類していきます。必要なもの、不要なもの、不明なものとりあえず分けて入れていきます。多分不明な箱が最初に一杯になると思います。そうなったらまた段ボール箱を用意して、散乱している物を箱にいれてしまいます。

まずは3つに分類し、外に物が無くなるまで続けます。箱に入れる際も適当にではなく、隙間が無いように入れてみてください。頭の体操になり気分転換もできます。

集めた物が無くなりましたか? とりあえず分類できたら「断」の段階は終わりです。

断捨離の捨

いよいよ「捨」の段階です。まずは不要と分類した物をすっきり捨てましょう。「もったいない」とか「まだ使うかも」という思いも捨ててください。先ほど分類した作業が無駄になります。逆に「今まで役に立ってくれれありがとう」と感謝の気持ちで送り出しましょう。

まだ使える物なら、ヤフオクやメルカリで売りましょう。その方が擦れられる物が有効活用されるため、捨てることへの抵抗感は少なくなります。またリサイクル業者へ買ってもらうのも良い方法です。

スキルのある人なら、不要な服からリメイクして別の物に変えることもできるでしょう。

捨てる際、1辺でも30cmを超えるものは粗大ごみとなり、地域ごとに取り扱いが違いますので、注意してください。

次に紙資料ですが、個人情報(名前、住所、生年月日など)の記載が無ければそのまま可燃ごみで良いですが、個人情報が入っている場合はシュレッダーしてから捨てるのが良いです。

断捨離の離

残ったのは、必要か不要かわからないものです。次の順番で減らします。

  1. 紙は画像化して捨てる
  2. 季節性の物はクリーニングついでに預かってもらう
  3. 1年保管し使わなかった物は捨てる

順番に説明します。

紙は画像化して捨てる

紙類は情報が載っている面をスキャナやスマホで画像化しましょう。USBでも十分入りますが、NASやクラウドで保管すると良いです。

紙で持っているということは、情報が目で理解できれば良いので、電子化しておくことで保管場所を取らず、情報管理ができます。

電子化できたら捨ててしまいます。個人情報があればシュレッダーした方が良いです。

季節性の物はクリーニングついでに預かってもらう

季節性のふとんやコートなど、使わない物が押し入れを占拠していてスペースが無い!? ということも多いです。使わない期間はクリーニングついでに保管してもらいましょう。今なら自宅まで取りに来てもらえます。

1年保管して使わなかった物は捨てる

一年保管して使わないものは使わないと思います。思い切って捨てます。いつ箱詰めしたか忘れるので、保管期限を段ボールに書いておきます

まとめ

ここまででやっと不用品が減り、すっきりできるはずです。問題はここからでダイエットのリバウンドという言葉の通り、捨てる物より買う物が多いから、物があふれてしまった問題を解決しないとまた同じ「物があるれる」状態になります

同じ問題を回避するには、次の2点が重要です。

  1. 必要以上に買わない
  2. 紙は電子化して捨てる

特に1の「必要以上に買わない」は重要です。まとめ買いもやめましょう。買いすぎを防ぐコツは、買ってからの用途を想像できるかどうかです。想像してみると実は他でできるとか、買う必要性が本当にあるか再確認ができます

紅白歌合戦はいつまで続くのか!?

毎年年末の恒例行事となっているHHKの紅白歌合戦を見て、初詣に行くという流れもかなり前から変わりつつあります。

  1. 紅白歌合戦、平成元年の「第40回」で終了するはずだった(外部サイト)
  2. 米津玄師、あいみょん、スピッツ 「紅白出場辞退」の真相(外部サイト)

令和初となる紅白歌合戦のため、NHKも気合が入っているようですが、テレビ離れも進んでいます。

若い世代でテレビ離れ進む 約1割「見ていない」―時事世論調査(外部サイト)

紅白歌合戦は必要なのかどうか、また今後紅白歌合戦をはじめとしてNHKのコンテンツって必要なのかを考えてみます。

紅白歌合戦の必要性

1951年(昭和26年)に第1回を放送して、その後1989年(平成元年)に2部構成となって、平成30年まで続いています。

紅白歌合戦ヒストリー(外部サイト)

紅白歌合戦の歴史を見ようとしても、2つくらいしか見つけられませんでした。しかも一つはウィキペディア…。

  1. NHK紅白歌合戦(外部サイト)
  2. 年末年始はなぜ『紅白』?(外部サイト)

必要かどうかはわかりませんでしたが、皆さんの認識として年末といえば紅白歌合戦といえるくらい浸透しきっています。紅白歌合戦見ないと年末ではないという認識もあり、まだ多くの人にとっては必要と思います。

紅白歌合戦が今後生き残る方法

まだ紅白歌合戦は必要だと結論出しましたが、紅白歌合戦が今後も必要かというと微妙です。こんな報告があります。

平成の紅白歌合戦 打ち切り説を乗り越えた挑戦の歴史(外部サイト)

2000年以降、視聴率が下がり始めています。それでも30%は超えていますが、最高視聴率の81.4%(1963年放送時)に近づくのは、娯楽の多様性からも難しいと言えます。

今は年末年始であっても仕事に従事している方も多く、テレビが強いと言っても娯楽は増えてきました。スマホ、YouTube、映画など多岐にわたる娯楽があり、年末年始も営業しているアミューズメントもあります。今までの娯楽がテレビに偏りすぎていたと言われて当然です。この流れから行くとテレビが従来の覇権を取ることはできないです。

生き残る方法としては、新しい娯楽と更なる相乗効果を狙うしかないと思います。一番良いと思うのが、オンデマンド放送の料金をNHK受信料に含めるもしくはオンデマンド放送を契約する人はNHK受信料を相当額値引くです。

NHKの番組もよいものはたくさんあるので、便利に使いやすくなってほしいです。

まとめ

いろいろ言いましたが、紅白歌合戦だけではなく、テレビコンテンツのことを考えると以下が改善した方が良い点と思います。

  1. 紅白歌合戦も含めて公共性・公平性の高い重要コンテンツが多いため、必要性はある。今後もNHKだから作れると言われるコンテンツを作ってほしい
  2. テレビ受信料とオンデマンド料金は統合した方が利用者の納得感が得られる
  3. 放送法が問題というのであれば、NHKから国民目線で放送法の改正を提案するべき
駅弁が冷めていると批判

面白い記事があったので、取り上げたいと思います。

日本の駅弁を認めつつも食べたいと思わない中国人 理由は「冷たいから」(外部サイト)

記事によると、中国人は熱々の料理を楽しみたいから、日本の駅弁は冷めてて食べたいとは思わないとのこと。言っていることはごもっともです。でもこれも日本文化の一つであって、変わらないものです。

二つの側面から批判の背景を考えてみたいと思います。

カリカリマシーンSP】

中国人の食文化

調べてみると、中国では冷たい料理を食べないようです。そもそも中華料理は火と中華鍋が必ず出てきます。また、国土交通省の「多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル」(外部サイト)では次のように紹介されています。

国土交通省の中国を紹介する資料の一部
国土交通省の「多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル」 109ページより

嫌われるものとして、「冷たいもの」と「生もの」があります。少しづつ諸外国の文化が中国に入りつつありますが、中国人は冷たいものは嫌う傾向にありますので、駅弁を嫌うのも仕方ないですね。

日本の駅弁文化

駅弁の歴史を調べてみると、いくつかあります。歴史はありますが、冷めても食べるという観点の考察はなさそうです。

  1. 駅弁「誕生」から132年、超素朴だった最初のメニュー 進化の歴史(外部サイト)
  2. 鉄道高速化が逆風に 姿消す昔ながらの立ち売りの駅弁(外部サイト)

でも、冷めてもおいしく食べるという点について、弁当に限った話ではありません。通常の食事であっても、サラダや刺身などの生ものを食べる文化が日本にはあります

駅弁が文化となった背景は説明がありました。駅構内に飲食店が少なかったこと、東京への出稼ぎで鉄道の乗車時間が長かった過去は車中で駅弁を食すことが文化となったことの2点です。この流れに生ものを食べる文化が融合して、冷めていてもおいしく頂ける駅弁が発展するのは筋が通ります。

まとめ

駅弁が冷めているという批判は以下2点が交わらないためではないかと思います。

  1. 中国では火を使って出来立てを食べる習慣から熱々の食事が良いと考えて火を使った料理を極めた
  2. 日本では移動時も考慮して火が無い場所でもおいしく食べられるように弁当発展させて駅弁を文化まで昇華させた

どちらが正しいものではなく、火を極めた中国料理は大変おいしいので、いいとこどりができなかなと思います。「郷に入れば郷に従え」という古の教えもありますが、グローバル化の時代にあっては、この批判は真摯に聞き入れ、改善すると外国人旅行客増えますよね。閉鎖的と言われている日本ですが、こういうところから方針を早く転換して日本への批判を払拭してほしいです。

熱々の駅弁の販売もあるようですが、今まではニーズが少なかったでしょう。今後は旅行客のニーズを満たすために熱々の駅弁も増えていくと思います。

仙台駅に駅弁新商品「伊達のかきめし」 ひもを引く加熱式で「熱々ふっくら」に(外部サイト)

おいしそうです、これなら中国人も満足してもらえると思います。

日本では今後リニアなどの超高速鉄道が発展すると、グローバル化の流れの中で駅弁がどう進化するのか注目したいと思います。

カリカリマシーンSP】

忘年会や飲み会の出席

仕事で飲み会があることが多いこの年末の時期ですが、職場のお付き合いということで出席したい人も出席したくない人もいるわけです。

「吉田兼好も嫌がってた」「酔っ払いと絡みたくない」若者中心に『忘年会スルー』賛成(外部サイト)

言いたいことはわかりますが、職場での仕事が友好な人だけで済むわけはありません。言いたいことはわかりますが、良好な人間関係を構築できる力は必要だと思います。

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飲みニケーションは無くなったのか?

最近死語になっている感もありますが、「飲みニケーション」について、飲み会って仕事上では多忙でゆっくり話ができない、人となりを知ることが難しいので、ゆっくり語り合う時間を設けて、仕事上のコミュニケーションを円滑にする目的で始まったものです。

若者中心に自己主張する機会が増えてきたためでしょうか、飲み会は参加したくない意見もある一方、効果ありとする意見もあります。

“飲みニケーション”を20代の過半数が「役立つ」と回答…意外な結果のワケ(外部サイト)

「飲みニケーション」が時代錯誤と言えない理由(外部サイト)

効果としてはやはり「コミュニケーションを円滑にする」ためです。普段仕事上では見えないプライベートの一面を見て、人となりを知ることができ、お互いの理解を深めることできると考えられます。

ただ、コミュニケーションを円滑にするためには、参加者が嫌な思いをしない配慮が必要です。この配慮を欠いてしまうと飲みニケーションは無駄に終わります。例えば上司の説教だったり、一気飲みの強要だったり、皆が楽しめる雰囲気を作れないなら無駄でしかないでしょう。

コミュニケーションを円滑にする方法

飲み会は、お酒が飲めない人には苦痛です。苦痛な理由は、お酒を飲むことを強要する人が居るためでしょう。お酒を飲むペースを強制されるのでは苦痛でしかありません。

最近ではお酒の席ではなく、ランチを活用することも増えています。

“飲みニケーション”の代替案…「ランチ」「フィーカ」を実践する企業に聞いてみた(外部サイト)

ランチであれば昼休憩の1時間限定ですし、お酒も入らないので羽目を外しすぎることもないでしょう。また、従業員の事情もありますので、夜は早く帰る必要があることも考えられます。

働き方改革やハラスメントへの厳しい目から、飲みニケーションは減りつつあります。これは今までの飲みニケーションが羽目を外しすぎであったためであり、参加者に配慮した形であれば受け入れられるのではないでしょうか。無理強いに良いことは何もありません。

働き方改革が進むとどうなるか?

働き方改革が進むと、時間や場所に縛られない働き方ができるようになります。こうなると集まってランチや飲み会は難しくなります。特に集まることができないのであればネットワークを介すしか実施方法がありません。

リモートワーク時代の新たな “飲みニケーション”(外部サイト)

オンライン飲み会とも言われていますが、仕事の機材を使うので雰囲気作りが難しいですよね。メリットは気軽にできることですよね。

コミュニケーションの目的から考えるとオンラインでも良いと思いますが、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。新しい取り組みや挑戦には注目したいです。機会があれば開催してみたいですね。

ハッピーイングリッシュ START-UP ENGLISH
日本人は閉鎖的なのか?

ニュースを見ていたら、スマホメーカーが日本に進出との記事がありました。でも悲観的とのこと。

「日本のスマホ市場は閉鎖的で罠だらけ」、中国では「Xiaomiも成功できない」と諦めムード(外部サイト)

日本って閉鎖的なのかな…と少し調べてみても結構閉鎖的と言われていますね。代表的なのは厚切りジェイソンさんです。

厚切りジェイソン「本当に外国人を呼ぶ気あるの?」(外部サイト)

閉鎖的というか、日本人は以下の3つの思いが強いと思います。

  • 安定を求める
  • 普通を求める
  • 集団を求める

安定を求める

そもそも日本人は四方を海に囲まれた島国であり、安全でした。この安全性の高さから安定も高いものを求めるため、諸外国の人と比べると日本人は安全や安定を脅かすリスクに対して危機感が強いと思います。

日本人の安定志向について説明があります。

日本人の安定志向は遺伝なのか(外部サイト)

「内向き志向」と「安定志向」が根強い日本学生【沈 才彬】 (外部サイト)

他にもありますが、やはり安定志向が強いようです。親からの影響も大きいようですが、日本の高度経済成長期とバブル崩壊を体験した親を見ているとより安定を求める気持ちが強いことは理解できます。

普通を求める

日本人って、一流大学に進学して、大企業に就職するのを安定した「普通の生活」という人が多いと思います。外国人から見た日本の普通に関する記事を見て気づいたこともありました。

決して普通じゃない、日本人の“普通”(外部サイト)

日本って確かに過剰なサービスを普通と思うところがありますよね。これはより良いサービスに最初は感動するもいつしか当然にことになり、それが普通となってしまったと思います。で、良いサービスができないお店は淘汰されるという流れで日本のサービスは向上して行っていると思います。人は少しづつ変化するものには鈍感ですから普通のレベルが上がっていることの認識はないですよね。

普通を求めるというより、安価なサービスを利用するのは見栄とかプライドとかあるのでしょうか。確かに私自身、普通より下のサービスを利用するとなると周りの目を気にしていた時期もありますね。今は気になりませんが(笑)。

少し前ではみな大企業の正社員を目指していました。

「普通の人のハードル、上がり過ぎてない?」という投稿に共感多数 「昔はサザエさんも野原家も普通だった」(外部サイト)

これも先ほどの外国人から挙げた「決して普通じゃない、日本人の”普通”」の考察である内容と合致します。一番良いものやサービスが次の普通になる、でも料金を上げるとクレームが来る…厳しい世の中です。

集団を求める

集団の思考に染まったり、群れたりすることが多いという意味で、「集団を求める」に括ってます。

日本人はなぜ「集団の考え」に染まりやすいのか?(外部サイト)

集団を求めるというよりも、集団でないと生活できなかった過去があったからだと言われています。例えば「学校教育」は完全な集団志向です。欧米のように飛び級もない、勉強できる人や優秀な人を妬む人もいる。社会に出ると優秀な人に仕事を押し付ける風潮があります。本来仕事ができない人が悪い場合であってもです。

まとめると…

日本人は閉鎖的ではなく、変わることを恐れすぎているだけだと思います。なぜ変わることを恐れているのかというと、島国であったため変わる必要が無かったためだと思います。

今までは変化を避けていてもなんとかなりましたが、今後のグローバル化は変化に対応できる必要があります。すでに待ったなしの状況です。学校においても、職場においても変わらないことによる不利益が出ています。

具体的には、以下2点です。

  1. 飛び抜けて優秀な学生が少ない。
  2. 社会人の生産性は先進国最低の状況

これからは集団志向ではなく、優秀な人の意見を本気で聴いて、今までのやり方を本気で変えていかないと日本は経済でも外交でも本当に沈没してしまいます

就職氷河期世代への就労支援で人手不足の解決を目指す!?

今日のニュースで就職氷河期世代への就労支援に予算が付くと報道されてました。

就職氷河期世代の就労支援に603億円 令和2年度の厚労分野予算(外部サイト)

人手不足と言われていますので、就職氷河期世代をあてがうことを考えているのでしょうね。

どの程度不足しているのか?

調べるとすぐに出てきますが、特に正社員が不足しているようです。

企業の50.1%が正社員不足 ~ 製造業の不足感は大幅減少の一方、非製造業は高水準続く ~ (外部サイト)

上記サイトのPDFを見てみると、大企業でも50%ほどは人手が不足していると回答しています。これは驚きですね。さらに業種別では情報サービスで正社員が不足しているとのこと。Webアプリ系やSEも含まれるかな。

さて、この人手不足に対して、政府は就職氷河期への就労支援で乗り切るようです。対応が遅いとは思いますが、このまま何もしないよりはよほどマシだと思いますので、評価はできますよね。

予算だけで解決するのか?

解決はまだ見込めないように思います。とある通信会社の社員として営業SEやってますが、スキルが低い人が多いように思います。ただ、当人の責任だけではなくて、ICT教育の遅れも問題だと思います。

不足している情報サービスの業種で就業経験が少ない就職氷河期世代の方を戦力とするには相当の研修が必要だと思いますし、当人の努力も相当必要だと思います。さらに自身を無くしている就職氷河期世代の方が採用面接で魅力的なプレゼンができるかも気になります。

さらに、就職氷河期世代を受け入れる企業側も管理職は年下の場合が多いことでしょう。35歳~45歳くらいですと体力も35歳未満より劣ってきますので、若手と対等以上に職場で競えるのか気になります。

ICT教育の内容は?

今後中学校以上ではICT教育としてプログラミングやパソコンの配布を準備しています。この教育も必要ですが、現状とゴールを理解して課題を想定して解決する力を身につけさせないと現代の厳しい労働環境では難しいかもしれないですね。

日本はパソコンやインターネットなどハードの整備は進んでいる方ですが、使い方なとのソフト部分が弱いです。目に見えないソフトを認識することは難しいのか、説明してもなかなか理解されないです。これはテレビやラジオなど、目に見えない情報やソフトに対価を払うことが無いためと言われています。

このため日本人は情報やソフトに対して対価を払うことに躊躇する国民性になってしまったため、ソフトウェアの発展が無いと考えられています。

日本のソフトウェア競争力を高めるには?

まずはソフトウェアに適切な対価を払うことが大事だと思います。パソコンもプレインストール版ではなく、OS無し版を用意してパソコン本体だけだと安く見えるようにする選択肢を用意してほしいです。

日本の社会人は勉強時間が少ない(6分)と言われてます。もっと危機感持って、勉強しましょう。日本人だけでなく、諸外国にも負けてしまいますよ。

まとめ

氷河期世代への就職支援は良いことだと思います。ただし、ハードウェアの環境だけ整えるのではなく、ソフトウェアの研修や教育をもっと取り入れてほしいです。

危機感を持っていただいた方は、今人材が不足している分野のスキルを身につけその業界や業務に挑戦しましょう。きっと将来の武器となります。

サービス残業が無くならない…

サービス残業や残業手当未払いの事件が後を絶ちません。特に今回はセブンイレブンで長期間発生していた残業手当不払いを取り上げたいと思います。

セブンイレブン/永松社長「残業手当の支払い不足は公表すべきだった」(外部サイト)

何が問題なのか

サービス残業があったことはかなり公表されていましたが、今回のセブンイレブンにおける問題は次の2点で今までになく大きな問題だと思います。

  1. 残業手当ての不足
  2. 改善命令が出ていたにも関わらず長期間改善されていなかった
  3. 社長のコメントを見ても経営陣のコンプライアンス遵守意識や危機意識が低い

1点目の残業手当ての不足問題は、業務命令で残業させたにも関わらず、残業手当ての計算式が間違っていて支払う残業手当を少なかったというものです。しかも期間は判明しているだけで2001年10月~2019年11月の18年1か月もの長期間です。

2点目の改善命令にも関わらず改善されていない問題は、問題が発覚した2001年10月に労基署から指摘を受けていたにも関わらず社内には共有されず、改善させていなかったとのこと。労基署の指摘があったということはその前から問題があったはずなので、もっと長期間のはずです。

3点目は公表された情報だけから見ていますが、経営陣のコンプライアンス意識や危機意識が低いように感じます。事象の説明だけで想定される原因をわかろうとしていないようでした。内部統制も言われていましたが、昨今の状況を見ていると現時点でセブンイレブン社は自浄作用は期待できないようです。人は間違いを犯すものとして本気で従業員の労働環境を守る意識が欠如しているようです。

原因は何か

問題は3点ありました。想定される原因も3点あると思います。

  1. 残業手当の計算式の見直しをしていなかった
  2. 外部の専門家に残業手当の計算式の確認を依頼しなかった
  3. 問題を迅速に上層部に報告しなかった

根本原因は今後明確になると思いますが、現時点の情報では上記3点くらいではないでしょうか。

労働者の労働価値を守るために

正当な労働については胸を張って残業代を請求しましょう。上司がダメなら労基署へ駆け込みましょう。

人手不足の時代です。仕事はあると思います。残業が未払いであれば積極的に正すよう声をあげてほしいです。具体的対策についても以下サイトを参考にできるかと思います。

未払い残業代を取り戻せ! あなたにもできる「ブラック企業との戦い方」(外部サイト)

労基で未払い残業代の相談をしたレポート漫画がためになる 「自分で作った出勤簿も場合によっては立派な証拠」(外部サイト)

日本での終身雇用完全崩壊

日本は人手不足と言われ続けていましたが。最近は本業が好調であっても早期退職募集のニュースが多いです。

早期退職が増加の一途。日本は人手不足なのか? 人あまりなのか?(外部サイト)

上場企業の早期・希望退職者募集が急増 18年の約3倍に (外部サイト)

以前も「人材不足でもリストラ」と似ていますが、特に現在40代後半から50代後半のバブル世代を直撃しています。

トヨタ社長も過去「終身雇用維持が難しい」と言っていた(外部サイトへのリンク)ように、余剰人員を抱える余裕がどの企業にも無い状態となっています。

日本のサラリーマンの生産性が低い

すでにいろんなところで言われていますが、別の視点で見てみたいと思います。

日本人の給料がまるで上がらない決定的な要因(外部サイト)

上記サイトでは給与が上がらない理由は一人の天才より、皆の努力で成果を上げる方式のため、個人の給与は上がりにくいと説いています。このため日本は今まで有能な人は「出る杭は打たれる」ような理不尽な環境でありました。

次に、日本人のやる気はどうかというと…

【悲報】日本はずっと最下位。労働時間は長く、生産性も低い。 (外部サイト)

まとめられてしまうほど、いろんなところで日本人のやる気なしが言われています。チームプレイで成果を上げて稼ぐ環境なのに、大部分の日本人がやる気なければ、生産性など上がるはずはありませんよね。

ではどうするのか?

私が思う結論ですが、藤原和博さんが唱える「100人に1人の強いスキルを3つ持てると1/100×1/100×1/100=1/100万になる」という方法です。

10年後、君に仕事はあるのか?~藤原和博が教える「100万人に1人」の存在になるAI時代の働き方

まずはやる気のでることを勉強してスキルを上げます。仕事でもよいでしょう。仕事外でも良いでしょう。まずは必要とされているまたは必要とされるであろうスキルを勉強して他人に負けないスキルを一つ身に着けます。他人に教えられるまでになれば十分です(これが意外に難しい)。

次に他人に負けないスキルを後2つ作ります。これで希少性を備えた人材になれます。

ただし、スキルは他人からの必要性がないと意味のない希少性となります。必要性の無いものはただの趣味です。

スキルを身に着けたら、ブログなどで情報を発信します(今私が挑戦しているのはこのステージですが)。

まとめ

外資系企業は成果主義が厳しいですが、実は生産性が無いとダメということで、今日本が向かっているのは個人の本当の生産性が問われ始めていると思います。これまでは社内のみで通用するスキルで事足りた時代でしたが、今後は社外にも通用する本当に必要なスキルが必要とされる時代となります。

サラリーマンになって、勉強していない人が多いようですが、勉強は常に必要です。しかも社外に通用するスキルを習得しましょう。

プラスチックゴミを減らせるか!?

テレビなどでプラスチックゴミが処理されず海洋生物に悪影響を与えていることはすでに報道されています。

この問題を解決するには2つの問題を解決する必要があります。

  1. すでに捨てられたプラスチックゴミの除去
  2. これから使うプラスチックを天然素材で作る

調べてみるといろいろ進んでいるようです。

1.プラスチックゴミの除去

方法は2つあると思います。

  1. プラスチックゴミを分解して除去する
  2. プラスチックゴミを価値あるものに変える

1のプラスチックゴミを分解して除去する方法はいくつか取り組みが開始しています。

プラスチックごみを減らすためになぜキノコが役立つのか?(外部サイト)

2点目のプラスチックゴミを価値あるものに変えるは以下の取り組みがあります。

プラスチックごみが靴に!意外と身近な「サステナブル」(外部サイト)

サステナブルな取り組みを応援したいと思います。上記取り組みが有効になるまで、我々はプラスチックゴミを出さない取り組みを進める必要があります。

2.プラスチックを天然素材に変える

こちらも取り組みが盛んです。

環境問題の救世主となるか。完全にリサイクル可能な新プラスチックが誕生(外部サイト)

プラごみ削減へ コンビニ各社 自社商品の材質 切り替え強化(外部サイト)

プラスチックを代替製品に変えていくのは良いことですが、プラスチックのような紙などが出てくるとゴミの分別が難しくなりますね…。

まとめ

すでに擦れられたプラスチックゴミの除去方法も検討され、プラスチック代替製品も増えてきています。ただ、我々消費者がプラスチックを使わないようにしないとプラスチックゴミは減りませんし、多少高くてもプラスチック代替製品を購入する強い意志が必要です。