電子化と断捨離 ~ゴミ屋敷になる前に~

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日本の住宅事情で押し入れが少ないが、紙や物であふれていないでしょうか。このままではゴミ屋敷になると思い、断捨離してみました。

物があふれる理由

単純です。捨てるより手に入れる物が多いからです。経験ないでしょうか。

  1. あ、これいつか使うから捨てずに取っておこう
  2. 安いから買いだめしよう
  3. 片付け面倒だからとりあえず引き出しに入れておこう

で、入れる場所がなくなり、物があふれ始めます。その結果右のように物がたくさん置いてある状態になります。

物が散乱した状態

特に1番は日本人の「もったいない」と「物を大切に」という精神から捨てることに罪悪感を感じる人が多いです。でも、物が無かった昭和の時代なら理解できますが、現代では物が氾濫しているため簡単にゴミ屋敷のように物であふれかえることになります。

断捨離の手順

断捨離はまず3つに分類するところから始まります。

  1. 必要・不要・不明に分ける
  2. 不要なものを捨てる
  3. わからないものは一定期間離してみる

順番に説明します。

断捨離の断

最初に、分類する対象の物をすべて一か所に集めます。集めた物を分けて重ならないように分類するため、大きめの段ボール箱を3つ用意します。次に3枚紙を用意します。ペンでそれぞれ「必要」、「不要」、「不明」と大きく記載して段ボール箱に貼ります。

次に 物を3つの箱に分類していきます。必要なもの、不要なもの、不明なものとりあえず分けて入れていきます。多分不明な箱が最初に一杯になると思います。そうなったらまた段ボール箱を用意して、散乱している物を箱にいれてしまいます。

まずは3つに分類し、外に物が無くなるまで続けます。箱に入れる際も適当にではなく、隙間が無いように入れてみてください。頭の体操になり気分転換もできます。

集めた物が無くなりましたか? とりあえず分類できたら「断」の段階は終わりです。

断捨離の捨

いよいよ「捨」の段階です。まずは不要と分類した物をすっきり捨てましょう。「もったいない」とか「まだ使うかも」という思いも捨ててください。先ほど分類した作業が無駄になります。逆に「今まで役に立ってくれれありがとう」と感謝の気持ちで送り出しましょう。

まだ使える物なら、ヤフオクやメルカリで売りましょう。その方が擦れられる物が有効活用されるため、捨てることへの抵抗感は少なくなります。またリサイクル業者へ買ってもらうのも良い方法です。

スキルのある人なら、不要な服からリメイクして別の物に変えることもできるでしょう。

捨てる際、1辺でも30cmを超えるものは粗大ごみとなり、地域ごとに取り扱いが違いますので、注意してください。

次に紙資料ですが、個人情報(名前、住所、生年月日など)の記載が無ければそのまま可燃ごみで良いですが、個人情報が入っている場合はシュレッダーしてから捨てるのが良いです。

断捨離の離

残ったのは、必要か不要かわからないものです。次の順番で減らします。

  1. 紙は画像化して捨てる
  2. 季節性の物はクリーニングついでに預かってもらう
  3. 1年保管し使わなかった物は捨てる

順番に説明します。

紙は画像化して捨てる

紙類は情報が載っている面をスキャナやスマホで画像化しましょう。USBでも十分入りますが、NASやクラウドで保管すると良いです。

紙で持っているということは、情報が目で理解できれば良いので、電子化しておくことで保管場所を取らず、情報管理ができます。

電子化できたら捨ててしまいます。個人情報があればシュレッダーした方が良いです。

季節性の物はクリーニングついでに預かってもらう

季節性のふとんやコートなど、使わない物が押し入れを占拠していてスペースが無い!? ということも多いです。使わない期間はクリーニングついでに保管してもらいましょう。今なら自宅まで取りに来てもらえます。

1年保管して使わなかった物は捨てる

一年保管して使わないものは使わないと思います。思い切って捨てます。いつ箱詰めしたか忘れるので、保管期限を段ボールに書いておきます

まとめ

ここまででやっと不用品が減り、すっきりできるはずです。問題はここからでダイエットのリバウンドという言葉の通り、捨てる物より買う物が多いから、物があふれてしまった問題を解決しないとまた同じ「物があるれる」状態になります

同じ問題を回避するには、次の2点が重要です。

  1. 必要以上に買わない
  2. 紙は電子化して捨てる

特に1の「必要以上に買わない」は重要です。まとめ買いもやめましょう。買いすぎを防ぐコツは、買ってからの用途を想像できるかどうかです。想像してみると実は他でできるとか、買う必要性が本当にあるか再確認ができます

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