充電ピンチを乗り越える

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働き方改革に伴ってリモートワークの人だったり、ノマドワーカーの日だったり、外出時の仕事することが多くなりました

外出時に困るのはやまり電源です。スマホあタブレットの充電ピンチはモバイルバッテリーで回避できますが、ノートPCは消費電力が多く早く電力がなくなります。最近は充電OKのカフェや電車が増えてます。

情報通信端末としてスマホ、タブレット、ノートPCの充電ピンチの際の回避策についてまとめました。

スマホの充電ピンチ

モバイルバッテリで回避していることが多いと思います。ノートPCのUSB端子から充電も可能です。スマホのコネクタは次の物が主流です。

コネクタの種類 主な搭載製品 コネクタ ケーブル
USB Type-C Android USB Type-C コネクタ USB Type-C ケーブル
microUSB Android microUSBコネクタ microUSBケーブル
Lightning iPhone5以降、iPad第4世代以降 lightningのコネクタ端子 Lightningケーブル
Dock iPad第1~第3世代 dockコネクタ dockケーブル

主流でも最大4つです。コネクタ変換ケーブルを使ってモバイルバッテリーを使って充電ピンチを回避します。

スマホの電池容量は1000mAh~3500mAhくらいです。一般的に売られているモバイルバッテリーであれば十分対応できます。

タブレットの充電ピンチ

基本スマホと同じで、モバイルバッテリーを使って充電ピンチを回避します。でもタブレットで大きいだけに搭載しているバッテリーも大きくフル充電に時間がかかります。モバイルバッテリーが先に空になる場合もあります。

タブレットの電池容量は3000mAh~9000mAhくらいですので、モバイルバッテリーも大きめの物を選択してください。

ノートPCの充電ピンチ

ノートPCが一番厳しいです。理由は電源端子が共通化していないからです。ノートPCのバッテリー容量は10000mAh以上のため大容量のモバイルバッテリーが必要です。

さらにノートPCの電源コネクタは多種多様で、34種類以上はあります。最大100Wを供給可能なUSB Power Deliveryの規格が随時改訂され、USB Type-Cコネクタを搭載するノートPCが増えてきました。ただし100Wに対応させるためには、それに対応した電源ケーブルが必要です。必ずUSB Power Deliveryに対応したケーブルを使ってください。

現状、USB Type-Cに対応したノートPCはあまり多くありません。専用のACアダプタが必要な場合が多いです。このため、ノートPCの充電ピンチにモバイルバッテリーを使うことが難しいです。

どうするか? コンセントがある場所を探すしかありません。

充電できる施設を利用

図書館

図書館では、持ち込みパソコン用に電源コンセントを完備した閲覧席が設置されています。図書館であれば電源も席も無料で利用できます。

ただし飲食は禁止な図書館は多いです。無料だからといって何をしても良いわけではありません。ルールを守って皆が気持ちよく利用できるよう配慮しましょう。

実際に図書館利用すると電源があるだけでありがたいです。必要なら本も閲覧できて静かですので、集中できます。無料で利用できるのでコスパは最高です。

図書館

まんが喫茶・インターネットカフェ

電源が利用できるところは多いです。全室ではないようですので、事前に確認した方が良いと思います。料金がかかるので、図書館よりは費用対効果は低いと思いますが、飲み物などの設備は充実しています。

カフェ・喫茶店

一般的な喫茶店やカフェはお店によって、電源コンセントの整備は違っています。当然ですが注文しないと利用できません。あまり長居すると追加注文を求められる場合もあるので、利用する前にお店に確認するべきです。

新幹線

新幹線は車両によって違いますが、最近の車両であればグリーン車は全席、普通車は窓側席の車両側の下、各車両の最前列と最後列の壁にあります。移動中の充電が可能なので、使い勝手は良いです。

ただ、新幹線で移動するという状況が無いと使わない(使えない)ので、常に使えるかというと微妙です。 しかも速いので近場の場合はすぐに着いてしまうというジレンマもあります…。

なお、新幹線ではない在来線については、コンセントがある車両もありますが、掃除等で職員の利用を想定しているため、乗客の利用は断られる場合がありますので、ご注意を。

新幹線

飛行機

これも機体の種類によって電源コンセントの配備状況は違います。最近であれば電源コンセントが利用可能な飛行機は増えていますが、確実ではありません。

飛行機も新幹線と同じで、基本は移動手段としての目的が主なので電源コンセントはおまけです。利用できたらラッキーくらいの想定が妥当で、当てにしてはいけません。

高速充電可能な充電器

充電できるスポットは見つけられましたが、時間があまり無い場合、高速で充電出来る機器を探します。

最近窒化ガリウムの充電器が安くなってきました。

アマゾンで買って使ってみました。

高速充電可能な窒化ガリウム(GaN)充電器

コンパクトでも最大100WのPDに対応しています。中央の充電器の写真部分はエンボス加工されていて、お洒落です。

窒化ガリウム(GaN)高速充電器の箱背面

箱の裏面です。出力値が書いてあります。1ポートなら最大100W出せますが、2ポート同時利用の場合は各45Wまでです。箱から取り出してみます。

窒化ガリウム(GaN)高速充電器の前面

触った感じは滑らかで高級感があります。大きさに比べて少し重いと感じますが、コンパクトなので気にならないです。

窒化ガリウム(GaN)高速充電器の出力端子

出力端子側には、2つのPD対応のUSB Type-Cがあり、下には通電中に青く光るをライトがあります。

窒化ガリウム(GaN)高速充電器の入力コンセント側

入力側にはACコンセントを収納出来るようになっています。作りが丁寧に感じました。中国製ですが、価格が5000円近くしましたので、普通かと思います。

試しにPDに対応したパソコンに標準添付の充電器と比べて体感ですが30%位早いですね。パソコンの残りの充電時間の比較です。

充電時間を短縮できるので、地味ですがとてもお勧めできます。

充電できるサービスを利用

ChargeSpot

モバイルバッテリーのレンタルです。レンタカーの乗り捨て付きのように借りたところと別の所に返却できるサービスです。アプリで貸し出しできるところ、返却できるところはわかりますが、安価になった今なら自前のモバイルバッテリーを持つ人が多いと思います。

モバイルバッテリーは重いので、気軽にレンタルできるChargeSpotのサービスは選択しの一つとして面白いサービスだと思います。返却時お店の中に返しに行くだけで入店するのに少し勇気は要りますが。

まとめ

現時点では、費用対効果は図書館が最強です。静かで集中できますし、何といても本がたくさんありますので、調べものも捗ります。

次点でまんが喫茶、インターネットカフェです。個室があり集中できます。

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