インターネットのことを略して「ネット」と言いますが、ネットサーフィンって危険って思う方が多いですよね。登録セキスペを持っていて、セキュリティの専門にしているSEの私から見るとそこまで神経質になる必要はないのですが、知らないということは怖いです。

本記事ではネットを安全に使う方法を簡単に4点にまとめます。初心者の方でもこれだけ抑えれば怖い情報漏洩は起こさないと思います。
ネットを安全に使うには以下を気を付けましょう。
- ホスト型ファイアウォールは無効にしない
- 使っている端末のソフトウェアは最新版にしておく
- 通信路を暗号化していないWebサイトなどへ接続しない
ネットの安全は現実世界と同じ
まずは何が危険なのかを知りましょう。現実世界では金品を強奪されたり、自身に降りかかる危険を避けることです。
- すでに分かっている詐欺などの手口を理解する
- 現金を必要最小限にするなど損害を減らす
- 犯罪に遭遇した場合の逃げる方法を知る
ネットの世界では、非公開の情報が一番大事です。現実世界の自身の代わりになるのは、スマホやタブレットやパソコンになります。
- セキュリティパッチをソフトウェアに当てて、弱点をなくす
- 不必要な情報をスマホやタブレットやパソコンに入れておかない
- 標的型攻撃メールなど、攻撃を受けた場合に回避の仕方を理解する
こうやって対比すると現実世界とネットの世界は基本的に同じです。現実世界の貴重品はネットの世界では個人情報などの貴重な情報になります。
ネットの前に端末の安全確保
本格的なネットの利用の前に、道具のメンテナンスをします。ネット利用の道具となるのはスマホやタブレットやパソコンなどの情報端末といわれるものです。
道路を走る自動車が道路を走る前には定期的に点検して安全を維持するのと同じように本格的にネットサーフィンする端末もセキュリティパッチを適用して安全点検します。
Windows10パソコンのセキュリティパッチを含むソフトウェアの更新が有るかを確認する方法はWindows10のソフトウェアの更新確認に説明していますので、参考にしてください。
ウイルス対策ソフトもWindows Defenderではなく有償の製品を使って安全性を高めましょう。有償のウイルス対策製品でも無償版を提供しているものもあります。詳細は無料ウイルスチェックで安全性を確認しようにまとめていますのでご覧ください。
Windowsファイアウォールは理由がわからない場合は有効にしておいてください。Windowsファイアウォールを無効にすると、インターネットから攻撃されて侵入される危険が高まります。ネットワークの安全性がわからない場合もあります。重要なので繰り返し説明します。Windowsファイアウォールは有効にしておいてください。
危険なネットを安全する方法
道具の準備ができたら、いよいよネットを安全に使う方法をまとめます。まずはWebサイトを閲覧するネットサーフィンやYoutubeなどの動画閲覧でも、SSLという通信路を暗号化する技術を使っています。

この通信路を暗号化するとネットでデータを安全に受け渡す基本になります。
Webサイトがhttpsで暗号化されていない場合にはVPNを使って暗号以下しましょう。オープンWiFiなど、安全性が確認できないネットワークの場合はVPNサービスを使うのが良いです。

ネットの危険を知っておく
端末のセキュリティを確保して、ネットワークのセキュリティも確保できたら、後は使うだけです。使う際に気を付ける点は機械的に守れるものではないです。使う人が危険性を理解して引っかからないようにします。
具体的には怪しいメールやSNSのリンクをクリックしない、信頼できないアプリはインストールしない、情報を信憑性を確認する。現実世界と同じで詐欺が横行しています。現実世界と違うのは国境がないことです。このため、国外からも怪しい情報がよく来ます。
敵を知るにはどんな危険があるか実際に知りましょう。日本の情報セキュリティを専門で扱っているIPには映像で知る情報セキュリティが公開されています。
ネットのセキュリティは必須スキル
テレワーク主体の業務が増えてきたこともありますが、ネットワークを自分自身で手配して使うことが必須スキルとなってきました。
テレワークのセキュリティについては、テレワークは3点気を付ければ安全ですにまとめていますので、参考にしてください。