働き方改革で何か変わったのか?

LINEで送る
LinkedIn にシェア
Pocket

もともと長時間労働による過労死自殺を提起として、首相官邸のホームページでも掲載されている内容から、目指すものは以下になると思ってます。

  1. 労働生産性を改善して、労働者への賃金を増やす
  2. 賃金を増やすことにより需要を増やし、企業の収益を上げる
  3. 日本経済を再生させる

これを実現するために「働き方改革」という大義名分で、労働生産性を改善するために以下を順次実施していると思います。

  1. 残業削減
  2. 会議の削減
  3. 隙間時間の活用

1. 残業削減

上司からは「残業を減らせ」と1回は言われていると思います。残業を良しとする意識を変える効果はあったと思います。でもただ残業を減らせと言われても仕事が減らないことには何も変わらないですので、仕事のやり方を根本的に見直す必要があります。本当に業務を減らした上での残業削減なら良いと思います。

一番良い方法は、業務遂行上不要な業務を見つけて止めてしまうこと。いわゆる断捨離です。これができる企業は本当に強いと思います。

二番目に良い方法は「外部に業務を委託する」と思います。受ける側も整理されていないと受けられないので、業務の見直しが必ず進みます。

最後にあまりよくはないのですが短期策として、人員を増やして乗り切る方法です。この間に一番目と二番目が実施できる良いのではないでしょうか。

時間外削減だけが目的とならないように、気を付けたいですね。

2. 会議の削減

不要な会議が多すぎる企業はありますが、会議の問題は以下3点あると思います。

  1. 必要性がわからない会議
  2. 必要最小限の関係者を厳選できていない会議
  3. 会議の進行に無駄がある会議

1点目の「必要性がわからない会議」は会議の主催者自身も何のために集まって、何を決めるかわかっていない場合です。「何のために集まって、何を決めるのですか?」と聞いて答えられない場合はこれに該当します。こういう会議も無駄だと思います。

2点目の「必要最小限の関係者を厳選できていない会議」は出る必要がない人が出ている会議です。主催者はわからない場合があると思いますので、会議に呼ばれた方は自分が出席するべきかを主催者に確認した方が良いと思います。

最後の「会議の進行に無駄がある会議」については、事前に会議の流れを説明していない会議招集です。1,2点目が明確なら3点目は進行時に脱線しないように会議の進行役が注意すれば良いと思います。会議の時間もできるだけ最小限として拘束時間を短くする配慮があると良いですよね。

3. 隙間時間の活用

隙間時間とは移動時間や、空き時間の有効活用です。これは自席のパソコンを遠隔地から操作できるようにリモートアクセスできる環境を用意する形態が多いです。

意思決定が主な業務である管理職や経営者の方はスマホだけでも業務できると思いますが、一般職の方はまだキーボードがあって文書作成する必要がありますので、パソコンが必須であると思います。

外出が多い営業や、棚卸等で遠隔地へ向かう方にはこの移動時間や空き時間に業務ができると有効に時間を活用できます。

まとめ

3点ほど、働き方改革で生産性の向上を図っていると思いますが、皆様の周りでは如何でしょうか。進捗は企業毎に違うと思いますが、生産性を向上しようという意思はあると思いますので、どこから手をつけるかだと思います。

実際に社会人やってる私は「隙間時間の活用」はできてきたと思いますが、業務の断捨離はまだ不十分だと思います。思考錯誤しながら上司へ提案したいと思います。

LINEで送る
LinkedIn にシェア
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です